子供の心を持ったおやじ56歳

50歳を過ぎて何にでも興味を持って手を出すおやじのお話しなのだ。

8時限目

入校3週間、8時限目。

体操と慣らしを行い、この時間の課題説明へ。

波状路である。

波状路の手前で1速に落とし立ち姿勢になる。波状路に入ったらクラッチを使いながらゆっくりと、真ん中を通るようにして凸に乗り上げる時にはアクセルを回し、乗り越えたところで緩める。この繰り返しでなるべくゆっくりと通過していく。

今日はいつになく受講生が多い。と言っても3人だが、これまで一つの課題に複数の人が重なったことはないので少しやり難い。

一緒に入校した40代のおっさんもこの実習だ。

他の自動車学校も同じだと思うが、波状路の隣が一本橋、その隣がスラローム、その隣が坂道というコース設定である。

最初に教官がお手本を見せる・・・と思ったら、40代のおっさんについてる教官がお手本を見せて、私の教官はそれを参考にと説明していた。手抜き・・・か!と思ったがそっちの教官の方が上手いように感じる・・・いや明らかに上手いのでその方が参考になる。

その教官は30代で私の教官は50代。年齢差によるレベルの差なのだろうか・・・それとも?!

思わぬところで年齢を考えさせられ、分相応の運転を心がけねば・・・と痛感した次第である。

波状路を通過した後坂道を通ってまた波状路へ。この繰り返し練習であるが、3人が順番にコースに入るため常に波状路の手前で待つはめになる。

更に40代のおっさんは波状路の途中で止まったりコースアウトしていたため、待ち時間が長くなるのだが、人の動きを見ていると客観的に何が悪くて何が良いのかが見えてくるためこれも良い練習になる。

オヤジの場合は、なかなかのもので足つきやコースアウトもなくスムーズに通過できている。やはりスキーで培った足腰とバランス感覚がものをいうのか!と勝手に優越感に浸っていたが、もっと前を見て!速度をもう少しコントロールして!と教官の声!

へぇい!と心の中で頷く!

波状路の練習が終わると適当にコースを廻りこの時間は終了。

バイクを車庫に片付ける・・・あれ???次の時間もあるのでは???と思っていると、次の時間はシミュレーションをやります・・・と。

おいおい、先週Bコースを覚えてきてねと言ってたのに・・・やらへんのかい!

この瞬間にBコースの記憶は消去された!