ようやく完結編！
東の原を散策して･･･
さ、次は西の原！
バイクにまたがったはいいが、
傾斜がきつく起こせない。
何回かトライする内に
スタンドが外れかかってる。
フロントブレーキを一生懸命握る！
ブレーキを緩めると前に転がり、
スタンドが外れガッシャ～ン･･･
という光景が脳裏に！
ここでこけたら助けがいない。
一人で起こせるのか･･･
なんてな事を考えながら必死で
ブレーキを握る！
どうしよう･･･どうしようもない状態！
にっちもさっちもいかない状態！
汗ダラダラ、心臓バクバク、ヘビににらまれた
カエルのように身動きできない。
頭はパニック！どうしたらいいのか･･･
こけそうになるのを必死で耐えながら、
もうこうなったら一か八か、
右側に倒れるのを覚悟して、
ケツを左側に完全にずらして
左足を地面にべったりとつき、
全神経と力を集中させ、
こんちくしょ～！
お、起き上がった！
と同時にスタンドが外れる。
即座にケツを右側にずらし、右足で支える！
なんとか助かった！
汗ダラダラ、膝ガクガク、
ゼ～ハ～ゼ～ハ～、
心臓バクバク･･･
全ての気力を使い果たした感じ！
膝を震わせながら、ドキドキ状態で出発！
信号なんかで止まりたくない。
またこけるイメージ満載のまま･･･
運良く途中止まることなく西の原へ到着！
フラットな場所を選んで停止！
よし！無事着地！
左足から右足へ踏み換えて･･･
スタンドを出して･･･
あれれ？視界が90度反転！
雲一つ無い青空が見える！
これはいったいどゆこと？
何が起こった？
デジャブ？
いや、今度は右側！
やはり足が短かったのか･･･いや、
先ほどの膝ガクガク
で踏ん張りがきかなかった･･･のか！
足が短いのは確かだけどね！
石見ワイナリーで助けてもらった方がそこに！
呆れたような顔でまたしても助けてもらった！
左奥に見えるライムグリーンのゼファーがその方！
一度ならず二度までも、
誠にありがとうございました！
二度もこんなやつに付き合う羽目になるとは･･･
運が悪かったと思って下さい！
ごめんなさい！
コロナがおさまったら、
必ず食べに行かせて頂きます！
と言ったとか言わなかったとか･･･
まあ、とにかく心には誓ったのであった！
西の原のグランピング！
なんか楽しそうだけど、ちょっち高いんだよね！
Go To キャンペーンで半額になるのかもしれないが、
それでも高い！
ハンバーガーとアイスを食べるのも、清水の舞台から
飛び降りるような覚悟だったのに･･･
そもそも貧乏性で、ツーリングやドライブで外出しても
何かを食べる事できない。なんかもったいなくて･･･
家からおにぎりやおやつを持って来るようなやつなのでね！
時刻は15時過ぎ。
そろそろ帰りますかね！
信号で止まるのが怖い。
道路でこけたらどうしよう･･･
後ろから来る車に轢かれるのか･･･
トラックだったらミンチになるだろうなぁ･･･
なんてな事を想像しながら恐る恐る･･･
慎重に運転・停止を繰り返す。
大田に出て9号線をトコトコと･･･
道の駅サンピコごうつで休憩。
ここまでこけずになんとか来れた。
精神的にようやく元の状態にもどったか･･･
スポーツドリンク500mlを一気飲み！
更にもう一本を少しずつ飲みながら
日陰のベンチで横になって休憩！
落ち着いたところで更に9号線を進む。
通ってるのでそちらに入る。
途中の道の駅ゆうひパーク浜田で休憩。
行きの画像を使い回し
時刻は17時過ぎ。まだまだ暑い！
残りのスポーツドリンクを一気に飲んで、
水500mlを買って半分くらい飲む。
むっちゃ混んでる。
左カーブで傾斜してるので、停止に
気を遣う。
こんなところでこけるわけにはいかない！
3回ほど信号待ちをしてようやく9号線へ！
9号線へ入ると交通量が増えてきた。
この日は8月17日の月曜日。
夕方の帰宅ラッシュによる渋滞か･･･
益田にかけて、少しストレスを感じるくらいの
交通量があった･･･が渋滞と言うほどでは･･･
走れるようになったのでストレス解消。
無料区間を出て9号線に入って少し走ると、
いつも立ち寄るうどんの自販機がある。
さすがに今回は寄らずに、家でキンキンに
冷えたビールを想いながら先を急ぐ。
津和野の手前の道の駅、
シルクウェイにちはらで最後の休憩！
残りの水を飲んで、家路を急ぐ。
津和野を過ぎて、山口県は徳佐に
入ったところで給油。
そこから約20km、山の中へ！
暗くなってきて虫のアタックがすごい！
シールドに虫がへばりついて見え難い。
19時半頃無事、秘密基地に到着！
バイクのフロントとヘルメットのシールドは
つぶれた虫だらけ･･･
明日にでも掃除するとして、今日のところは
適当に荷物をかたづけて、風呂入って
ビールや！
てなわけで、一泊二日の放浪の旅？は
無事？終わったのであった！
やっぱクソ暑い日に遠出するには
無理があった。
夏場は夏眠に徹するぞ！･･･
と心に誓ったのであった！
おしまい！
