子供の心を持ったおやじ56歳

50歳を過ぎて何にでも興味を持って手を出すおやじのお話しなのだ。

12時限目

入校5週目。金曜日の19時半、最終の12時限目である。

今日はいつもの教官とは違う。オヤジと同じくらいの年代か、感じの良さそうな教官である。

最初に慣らしで教官の後ろを走るが、この教官かなり早い。ついて行こうとするが引き離されるばかり。無理をすると危ないと悟り、落ち着いて自分のペースを守ることに専念。

慣らしで汗が噴き出し、かなり体力消耗・・・

検定のスタート位置へ戻ると、エンジンを切って降りる。それではまずAコースから行ってみましょうか・・・と教官。

乗るところからスタート。コースは何とか覚えている。最初にスラローム、おっとぉ~パイロンに当たっちまった。こんなことは二段階では初めてだ。落ち着かなくては!

波状路、少しぎこちないが何とかクリア、S字、クランクは問題なし。一本橋、あれれ・・・ちょっと感じが違う、と思った瞬間落ちた。更にバランスを崩してこけた。また一つ受け身が上手くなった。しかし一本橋でこけるなんて二段階に入って初めてだ。何か違う、こんなはずではない。ちょっと嫌な感じが・・・本検定を暗示しているのではと頭をよぎったが、気を取り直し残りの課題をクリアしスタート位置へ。

教官から指摘を受け、Bコースへ。先程の影響か、スタート時の後方確認がおろそかに。

こんなことじゃあきまへんがな!落ち着けおちつけオチツケ!と呪文のように繰り返しながら、コースへ!

クランク、S字は大丈夫、スラローム、今度はクリアだ。波状路はOK、一本橋、少し粘りつつ通過。残りの課題は全てクリアしスタート位置へ。

特に問題は無いでしょう、と教官。よし!次はCコース、慣れてきたのか余裕でクリア。

その後は、残りの時間で各コースを走り全てクリア。この調子でやれば明日の検定は合格です・・・との教官のお言葉。よっしゃ!楽勝やな、明日で決めてやるぜ!と心に誓うおやじであった。