子供の心を持ったおやじ56歳

50歳を過ぎて何にでも興味を持って手を出すおやじのお話しなのだ。

5時限目

5時限目、違う教官が現れた。これまでの教官よりは優しそう・・・な感じ!こっちの方が良さそうなのだが、声に出しては言えない。

「この時間は1段階の見きわめです。まずは少し流してみましょう」と、教官の後を付いて走る。

スタート位置に戻ると、Aコースを覚えてきましたか?と問われ、え、えぇ何とかなると思います・・・と自信あるような無いような曖昧な返事を返す。

「じゃあ、最初に私の後を付いて来て下さい。その後、前を走ってみて下さい。」と言われAコースを1周廻った。さぁ、見きわめスタートである。集中して、頭を働かせて!頭の中のナビに狂いが生じないことを祈りつつ、一つづつ課題をクリアする。1段階の見きわめでは波状路急制動はない。途中、少し頭の中のナビが狂いそうになりながらも何とか全てを終えてスタート位置へ戻ることができた。

教官曰く。「さすがですねぇ。よく覚えていましたね。普通2-3回間違えるんですがねぇ・・・」

何がさすがなのかよく解らないが何はともあれちょっと嬉しくなった。

「さぁ、じゃあもう一回廻ってみましょうか!」

げ、ももう一回だとな!私の記憶はテンポラリーメモリーなんだけど!一時的なメモリー容量しかないんだよなぁ・・・と思いつつ、記憶が消えないうちにさっさと済まさなければと、再度頭の中のナビにスイッチを入れた。

二回とも特に問題なくできた。ただ、一本橋を渡って大通りに出る際、中央線が解りにくくなっており間違えそうになった。ここはよく間違えるそうで、逆走で一発中止になるとのこと。気をつけねば!

残り時間をスラローム一本橋の練習に費やし1段階目を修了した。

次は2段階目で1週間後の土曜日である。